MOMATコレクション 特集:「今」とかけて何と解く?
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今期のMOMATコレクションでは9つの部屋を使い、特集「『今』とかけて何と解く?」を行います。コロナ禍の渦中にある「今」をふまえ、「なぞかけ」風にさまざまな角度から100年の美術を考えた9つの「解」をご用意しました。
「なぞかけ」には、「解」に続く「落ち」がつきもの。個性表現とイズム、美術と国家、主体と客体や、作品と美術館などの関係に注目した「解」に、もし共通する「落ち」を探るとすれば、それは「距離が大事です」となるでしょうか。現象から距離を保ち現況を観察する、そうしたアーティストに特有の姿勢は、わたしたちが「今」を創造的に過ごすためのヒントとなりそうです。12室では岡﨑乾二郎がコロナの状況下で制作した新作もご紹介します。
この他に、4階1室「ハイライト」ではおなじみの名品を、3階9室では今年没後20年を迎える写真家、鈴木清の「流れの歌」を、3階10室では前期(11月3日―12月20日)と後期(12月22日―2月23日)に分けて日本画を紹介します。2階ギャラリー4は男性彫刻の小企画です。どうぞごゆっくり、お楽しみください。
めちゃくちゃボリュームがある展示会だったakix.icon
強く興味を持った作品のみピックアップしたので、実際はもっと沢山展示されている
コロナ禍で引きこもりになってるところで、歩き回って疲れたけど、空いてるベンチが多かったので休憩を挟みつつ良い感じに回れた
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1室
ハイライト
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慈悲光礼賛(朝・夕)
照明が暗い展示室の一番最初に掲げられていた
右の池に光が差し込む様子が美しくてずっと見ていられた
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海村
上から見下ろしてる構図なのに、上部の海では中の魚が泳いでたりする
あの映画も洪水後は時代や要素が入り乱れる
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青鷺
たまたま先日、家の近所の小児科の庭にアオサギがとまってるのを発見したので、またここで出会うとは!と感慨深かった
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椿
ねこがかわいい
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騎龍観音
身長より大きい絵画で、観音様に見下ろされる感じになる
龍が写実的でそこにいる感じがある
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第22回アンデパンダン展に参加するよう芸術家達を導く自由の女神
解説文に「誰でも出品できる無審査の展覧会をアンデパンダン展といいます」と書いてあって、初めて意味を知った https://gyazo.com/de986819e096252a7f6095b412aa97d3
道路と土手と堀(切通乃写生)
教科書で見たことある!思った
岸田劉生といえば「麗子微笑」を思い出す
高校の美術でオマージュ作品を作る授業があったので「麗子爆笑」という作品を描いてなかなか良い味を出せたのを思い出した
高校の美術室に保管されていたと思うけど、もし捨てるなら自宅で保管したいぐらい良い出来だったと思う
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猫
実に良い表情をして暴れ回っている
左端中央の猫なんか、こんな顔するよねぇ〜と思いながら見ていた
写真とも漫画とも違う洋画の不思議な一面を見た
2室
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大きな花束
華やかで良かった
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黄色い甕
セザンヌ「大きな花束」の隣に飾ってあった
セザンヌよりこちらの方が生命感でギトギトしていて好きだった
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ダリア
さらにギトギトした生命感があってもっと好きだった
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書斎
大きい絵画なので、パッと近くで見たときは何が描かれてるのかよく分からなかった
遠くで引いて見た時に、ようやく書斎に飾られた花だと気付いた
3室
美術と生命
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自画像
岸田劉生ってこういう顔の人なのか〜となった
裸婦美人
鼻の穴と脇毛に目がいってしまって恥ずかしい気持ちになり、写真撮影できなかった
たぶん萬の狙い通りの気持ちになってしまっている
4室
明るい家
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明るい部屋
ビビッドな色合いにも関わらず穏やかな雰囲気を感じる作品
こういう家に住みたいね、という気持ちになった
5室
美術と国家|連邦美術計画
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腕
力強さと、テーマの武骨さがすごく好きな絵だった
渡米した人なのにテーマが社会主義的で何でだろうと思って解説文を読み進めると、渡米後に社会主義運動に参加していたことが分かった
6室
美術と国家|戦争
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パリ風景
えっ藤田嗣治ってこんな陰鬱な絵も描くの?!と驚いた
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バリッドスロン殲滅戦
バキバキ戦争画ですごい
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飛騨立秋
バリッドスロン殲滅戦の隣に飾ってある絵
戦後、全然違う内容をテーマに描いていてすごいなと思った
7室
傷口の快復
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夜明け
川崎市出身者なので見た瞬間に岡本太郎と分かった
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解放され行く人間性
ぼってりした人が全裸で佇んでいる
戦争画を見た後に「傷口の快復」というテーマを見た直後にこの絵がおいてあったので、非常に人間味や生物感を得た
8室
ディスタンス
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作品
抽象画ではあるけど、ぼってりしてる上に生き物の交わりを感じるような作品だと思った
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No.273(影)
影そのものをラッカーで描いた作品
子供の影が光源に照らされているように見えて不思議な感覚になる
9室
鈴木清「流れの歌」
だんだん歩き疲れていて、じっくり見る元気がなかった
MOMAT コレクション特別展示
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Nyame/空はなんでもみているさ
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Antaninaomby/Ataokoloinona(Water a Strange Thing)水のヘンテコなもの
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Kilimanjaro/Wakonyingo(Bring negative sprits)カラッポのたましいを運ぶ
今回の展示のあちこちに岡﨑乾二郎の作品が飾られていた 絵の具がぼったり塗ってある作品が多い中、タイトルを見て妙に納得してしまうものが多かった
数十センチぐらいのキャンバスの作品なので、家に飾りたい気持ちが湧いてきた
10室(後期)
春待ちの頃(展示期間:12月22日ー2月23日)
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白い朝
寂しい雰囲気があるものの、実は温かい気持ちになる冬の朝、という印象
気温は寒いんだけど、自分はホクホクしてるみたいな気持ちになった
静物
写真撮影禁止だった
白菜とか鳥とかが良い感じに描かれていて好き
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朝もや
大学時代にサークルの先輩の別荘にお泊まりした翌朝の、軽井沢の突き抜けるような朝を思い出した
樹木の種別は違うものの、こういう高い木に囲まれてたなぁという
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一九八四・東京
水墨画でビル群を描く大胆さにグッと引き込まれた
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冬樹
大きい絵画なのでベンチに座ってしばらく眺めていた
こんな形の木は本来ないはずなんだけど、なぜか上越のホテルから見たことあるようなないような、そういう気持ちにさせられる
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反映/思索
なんかいる・・・!!!となった
鋼鉄でつくられた人間が見つめ合ってる様はなかなか面白い
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11室
今こそ、小さな作品を
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R70-47
かわいい
解説文によると郵便局で働く傍ら制作していたとのことで、興味深かった
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ポケットガーゼ
髙柳恵里
解説文がおもしろかった
美術的な価値はよくわからなかった
12室
美術館の遅れと現在性について|1980年代以降の美術から
https://gyazo.com/c20ecbdd1c0724c3e535482d1f21fe5b
Garden 1
ぽつーーーーんと子供が2人、ボール遊びしている
構図が寂しいのに、ぜんぜん寒々しくない、むしろほんわかした雰囲気すら感じる
https://gyazo.com/44d06c0273719dc08a7fea51484427c6
Impermanence 青女
解説文より
Impermanence=無常
青女=前漢時代の論集からとった言葉で、霜雪を降らす女神、転じて霜や雪
展示室の中でひときわ目立つ存在感ある作品だった
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壁の上の河域は右手を気遣う左手のために
みっちりとアクリル絵の具が塗りたくられていてすごい
河を感じ取ることは出来なかったけど、触りたくなるような質感で佇んでいた
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感想
ボリュームがすごかった…
これで収蔵作品の全体から見るとごく一部らしい
岡﨑乾二郎の絵の具がぼこぼこに塗られているキャンバス作品が欲しくなった
牧野虎雄の「明るい部屋」が雰囲気よくて好きだった
岸田劉生の作品を初めて生で見られたのでよかった
楽しかったので、第22回アンデパンダン展に参加するよう芸術家達を導く自由の女神クリアファイルを購入した
https://gyazo.com/0f41ba0a7134de3c7231c444755d7ad7
なんだか自由の女神にアンデパンダン展に参加するよう導いてもらって芸術家になれそうな気持ちになってくる
眠り展の作品録も購入
https://gyazo.com/762717d1f15fb5aaa8d10b5757254cd6